母の通院が終わった日、ほっとしたのは僕のほうでした

思うこと
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🌸 今日の干支暦 🌸 2026年3月6日(金)

本日の干支
己🌾卯🐇
(土・木)
年干支 丙☀️午🐴 (火・火)
月干支 辛💎卯🐇 (金・木)

一昨年の夏の終わり、母が大きな手術をしました。

もともとは、春先に「お腹の張りが気になる」と行きつけの病院を受診したのがきっかけでした。
紹介された大きな病院で検査を受けたところ、卵巣に腫瘍が見つかりました。

良性か悪性かは、手術をしてみないとわからない。
そう言われ、手術を受けることになりました。

さらに検査を進めると、逆流性食道炎の原因が食道裂孔ヘルニアだと判明。
医師の勧めで、そちらも同時に手術をすることになりました。

当初は「2週間くらいで退院できるよ」と聞いてたらしく、父だけ付き添えば大丈夫、と両親は考えていたそうです。

けれど、手術の前日、母から電話がありました。
「手術があるから、来てほしい」

父方の家系は難聴の傾向があり、父も耳が遠くなっています。
大事な説明をきちんと理解できるか、不安だったのだと思います。

僕は早朝、実家へ父を迎えに行き、二人で病院へ向かいました。

8時間の手術、そして安堵

朝から始まった手術は、8時間に及びました。

執刀医から説明を受け、腫瘍は良性だったと聞いたとき、父も僕も、心の底からほっとしました。

麻酔がまだ残り、うつろな母と短い面会をして、その日は帰宅しました。

これでひと安心。
そう思っていたのですが――

翌朝の電話

翌朝、父から電話がありました。

「母さんの状態が良くない。もう一度手術になる」

夜中に苦しそうにしていたため調べたところ、手術箇所に穴が開き、そこから空気が漏れているとのことでした。

確認と修復のため、緊急手術。

終わったのは、7時間後でした。

とりあえず穴は塞がった。
そう説明を受け、集中治療室の母と面会しました。

2日間にわたる大手術。
ぐったりと横たわる母の姿を見て、父は「もうダメだと思った」と後で話してくれました。

長い入院生活

2週間のはずだった入院は、年末まで延びました。

母は口から固形物を食べられず、ずっと鼻から胃へ管を通して流動食。
退院後もしばらくは管を通した生活が続きました。

管が取れ、普通に食事ができるようになったのは、昨年の夏頃。

入院中は「このまま介護生活になるのでは」と覚悟もしました。
けれど、自宅に戻り、入院のストレスから解放されると、母は驚くほど元気を取り戻していきました。

それでも高齢です。
再発の可能性もあると言われ、通院は続いていました。

そして、先日の電話

先日、母から電話がありました。

「手術をした病院へ通うのは、もう終わりだって」

あとは、かかりつけ医で薬をもらうだけになったそうです。

1年半。
高齢の両親にとっては、決して短くない時間でした。

本当によく頑張ったと思います。

親が歳をとるということ

自分が若い頃は、親が弱る姿なんて想像もしていませんでした。

でも今は、「あと何年、一緒にいられるだろう」と考えるようになりました。

その時が来るまで。

二人には、できるだけ穏やかに、幸せに暮らしていてほしい。

そして僕は、“呼ばれたらすぐ行ける距離”にいようと思っています。

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