掃除は日課、というか、習慣というか、もはや儀式
僕は、ほぼ毎日掃除をしています。
旅行でも行かない限り、基本的には「掃除をしてから一日が始まる」という生活。
いつからそんなふうになったのか……思い返せば、子どもの頃は「机の上を片付けなさい!」と母に言われていた記憶しかありません。
大学時代のひとり暮らしなんて、週に一度掃除をすれば上出来。
それが、気がつけば、掃除をしないと「今日は掃除してない…」と落ち着かなくなるまでに成長していました。まさかの方向で育っていたようです。
掃除には掃除機。というか、掃除機がないと始まらない
僕の掃除の主役は、やっぱり掃除機。
床に舞う埃たちを一網打尽にするには、これしかありません。
気づけばこの10年で、キャニスター型、スティック型、ロボット型……いろんな掃除機を使ってきました。いや、使いすぎかもしれません。
キャニスター型に始まり、キャニスター型に戻る
掃除機遍歴のはじまりは、親戚から譲ってもらった東芝製。
紙パックなし、ゴミは手で捨ててフィルターも掃除。
「掃除機を掃除する生活」……当時はそれが普通だったんですね。
紙パック式に変えた時は、「なんて便利な文明の利器なんだ!」と軽く感動しました。
その後、
・コード付きスティック型→コンセント差し替え地獄でギブアップ
・コードレススティック型→掃除の途中で息切れ(=充電切れ)してリタイア
・サイクロン式→フィルター掃除が面倒で断念
と試行錯誤の末、「やっぱり紙パック式キャニスターがいちばんだ」と出戻る始末。
一周回って「やっぱりお前か…」ってなる感じ。
何か似ている気がする•••
最近の掃除機は、なんか壊れる

昔の掃除機って10年使っても現役でしたが、最近のは3年もたない。
「掃除機界にもサブスク精神が浸透してるのか?」と疑いたくなる壊れっぷり。
特に壊れるのがブラシ部分。
手入れしてても、気づけば「回らない」という地味な反抗を始めます。
今使っているパナソニックのキャニスター型(MC-JP830K)は、構造が便利なぶん、肝心のブラシに電気が通らなくなってきて、回転が不調です。あの音がないと寂しいんですよね…。
ロボット掃除機戦争、勃発
5年前に導入したロボット掃除機、パナソニックの「ルーロ(MC-RSF1000)」。
「ロボなんて大して綺麗にならないでしょ」と思っていた僕の固定観念を、見事に粉砕してくれました。
感動のあまり、2台目まで導入。
……が、ここからが悪夢の始まり。
- 3ヶ月で故障 → 修理
- 直ったと思ったら、もう一台が故障 → 修理
- 修理に出すと1週間使えない → 予備機購入(MC-RSF600)
- 予備機もそのうち不調 → 修理
3台合わせて40万円弱。
でも3台まとめて“入院”している期間の方が長いのでは?という疑惑も。
なんというか、「我が家の一員」というより、「我が家の問題児たち」。
今はAnkerとSwitchBotで落ち着いてます

結局、パナソニックへの信頼(と忍耐)が尽きて、別メーカーへ。
現在使っているのは、
- AnkerのEufy Clean X8 Pro
- SwitchBotのK10+
どちらも掃除のクオリティではルーロに一歩譲るかもしれませんが、故障せずに働いてくれている。それだけでもう、愛おしい。
掃除機への願い
ここ10年で10台以上の掃除機と過ごしてきた僕の願いは、ただひとつ。
「余計な機能はいらない。壊れず、ちゃんと吸ってくれればそれでいい」
最新機能もハイテクもいらないんです。
欲しいのは、長く信頼できる掃除機。
……って、これって昔の人が炊飯器に言ってたセリフと似てませんか?
昭和って、やっぱり偉大だったのかもしれません。
おわりに
あなたのおうちの掃除機は元気ですか?
僕はまた、次の掃除機選びの旅に出る日が来るのかもしれません。
でも、できればこのまま、平穏な掃除ライフが続いてほしいなぁ……。
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