もう床屋に戻れない？セルフカットの快適さに目覚めた話

僕は、ここ数年、自分で髪を切っています。少し前までは近所の床屋に通っていました。腕の良いご主人で仕上がりにも満足していたのですが──唯一の難点が「待ち時間」でした。

その床屋は予約制ではなく来店順。タイミングが悪いと、1時間ほど待つこともありました。実際にカットが始まれば、シャンプーを含めても20〜30分ほどで終わるのに、待っている時間の方が長い。2週間に1度通っていた僕にとって、その“待ち時間”が次第に面倒に感じるようになっていきました。

「自分で切る人」への憧れとハードル

たまに「自分で髪を切っている」という人に出会うことがありました。正直、「大変そうだな」「失敗したらどうするんだろう」と思って、これまでチャレンジしようとは思いませんでした。

でも、3年前に仕事を辞めたタイミングで、ふと「今なら失敗してもいいか」と思ったのです。しかも僕は短髪。多少ガタついても他の人にはあまり分からないかもしれない──そんな気楽さもあって、初めて“セルフカット”に挑戦してみることにしました。

ケロちゃんのひとことと、Amazonでの決断

同居している親戚のケロちゃんも、実は自分で髪を切っているひとりです。聞いてみると、「そんなに難しくないし、バリカンだけでできるよ」とのこと。

その言葉に背中を押され、さっそくAmazonでバリカンを検索。数ある商品の中から選んだのが、パナソニックの「ヘアーカッター・プログレード（ER-SC61）」というモデルでした。

ER-SC61の主な特徴

• プロ用と同じリニアモーターを搭載
• お風呂でも使える防水設計（本体まるごと水洗いOK）
• 0.5mm〜20mmまで細かく長さ調整が可能（0.5mm刻み）
• 急速1時間充電で約90分使用可能
• ウォータースルー洗浄で、刃を外さず毛クズを洗い流せる

スペックを見ているうちに、“プログレード”という響きにも惹かれ、口コミ評価も良かったことが決め手になりました。

実際に使ってみた感想

実際に使ってみると、うたい文句通りの切れ味。刈り上げも自然に仕上がり、カット時間はわずか10分ほど。何より、水洗いできるので手入れがとても楽です。

「バリカン＝子ども用」「単調な刈り上げしかできない」と思っていましたが、最近のモデルは本当に進化しています。

セルフカットの満足度

女性でも自分で髪を切る人がたまにいますが、僕の周りではやはり男性の方が多いようです。もちろん、おしゃれな髪型を求めるならプロにお願いするのが一番です。

でも、僕にとっては「自分で切る」ことがすっかり習慣になりました。待ち時間ゼロ、費用ゼロ（初期投資はあるけど）、しかも気が向いたときにすぐ切れる。セルフカットは思っていたよりずっと気楽で、効率的な方法でした。

まとめ

髪を切ることひとつ取っても、日々の習慣は少しずつ変わっていくものですね。
待ち時間を気にせず、気が向いたときにサッと整える──そんな小さな自由が、思いのほか心地よく感じます。
これからも、自分のペースで気楽に続けていけたらと思います。